ゴルフでスコアアップの秘訣

ゴルフは我慢が大切なスポーツだとよく言われます。

けれども、どこで我慢するべきかがわからなければ、緊張の糸は必ず途中で切れてしまいます。ゴルフスイングの基本も上の空の状態に陥るでしょう。

トップのプロゴルファーの中には、パー3でバーディーが取れる、悪くてもパーには収められるというような自信を持ってプレーしています。

こうした場合、よほどアイアンショットやティーショットでの安定性が高いいのでしょう。

だから、バーディー奪取を計算できるため、スコアメイクにも心理的な余裕が生まれているのです。

こうしたトッププロゴルファーの場合は、パー3の平均スコアがアンダーパーというすさまじいものがあります。

それだけのショットの安定感があれば5では、当然バーディーが計算できるのでしょう。

残るパー4のミドルコースでどれだけバーディーを奪うか、もしくはボギーを叩かないかが、トロフィーを手にするカギを握っているというわけです。

これは、あくまでもゴルフスイングの基本どころか応用的なスイング全てをマスターしているプロゴルファーだからできる話です。

しかし、アマチュアゴルファーもこのゲームマネジメントをある程度お手本にすることができます。

18ホール中、パー3とパー5ではパーセーブに徹して、残りのパー4の10ホールをすべてボギーを叩いたとしても、スコアは82で回れるのです。

そう考えれば、ゴルフスイングの基本だけでも何とかなりそうな気分になりませんか。このように18ホールをトータルで考えて、スコアメイクしてみてください。

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パー3とパー5で確実にパーをセーブするコース攻略を意識したなら、無理にドライバーでティーショットする必要もなくなり、苦手なロングアイアンでグリーンを狙ったりすることもなくなります。

パー4でも、何とかパーで上がるための戦略を構築して、それにチャレンジしてみましょう。

それが仮にボギーになったとしても、当たり前のことと受け止めて、心理的に後を引かなければ、パー4でパーを取れた分だけスコアが縮まるのです。

「パー奪取するホール」という目標があるからこそ、我慢のゴルフをラウンド中にずっと続けられ、安定したゴルフススイングもできるのです。

コースマネジメントの基本はボールが落ちてからの転がりをどの程度正確に計算できるかが多いなポイントです。

コースのレイアウトを考えながら、スロープを有効に活用することを考えながら、どこを狙うのか決めましょう。

ほとんどのゴルフコースにはスロープが少なからず存在します。打ち上げ、打ち下ろしのホールだったり、左右どららか一方が高くなっているような状況です。

例えば、左サイドが高くなっているホールでは、仮に左サイドヘボールが飛んだとしても、ボールが転がって下まで落ちてくる可能性が思い浮かびます。

その分、左サイドを有効に使える条件であるため、ドライバーショットを打つときに安心して臨めます。ゴルフスイングでは、この安心感が大きなメリットなのです。

精神的な余裕が生まれることでゴルフスイングが自然体でできて、ナイスショットの確率がアップします。

ボールが落ちてからどのように転がるのかをできるだけ正確に計算して、どこを狙うのかを決定しましょう。

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ドライバーショットの飛距離は人によって違います。

240ヤード地点は右から左へ傾斜していても、190ヤードでは左から右に傾斜している可能性もあるます。

パー3のホールでのゴルフスイングは、フラットなティグラウンドから打てるメリットばかりでなく、ボールをティアップできるので、フェアウエーから打つよりも簡単だという認識がふつうです。

ところが、満足のいくスコアでホールアウトできない理由は、グリーン周りの景色に惑わされていることに原因が考えられます。

グリーン周りに池やバンカーなどのハザードがあるホールでは、ハザードが気になるため、本来のゴルフスイングができません。

ミスショットが出やすくなり、自分の思ったゾーンまでボールを運べないわけです。

プレッシャーを防ぐためには、安全なゾーンを探し、自分なりのターゲットを定めることが基本です。

例えば、池越えのパー3を迎えた状況で、グリーンの右手前が開けているとします。しかも、ラフもあまり深くなく、大きなスロープも見当たらない状況がとします。

このゾーンを狙ったゴルフスイングをしたほうが、池に入る確率が低くなり、ケガをしないと予想できたとします。

グリーンを緑色の絨毯とイメージして、その右端を持って、右手前にと引っ張ってみることを想像してみましょう。

この新しいグリーンに向かって、距離と方向を考えます。この新しいグリーンを狙うことができれば、ピンがどこに立っていようと、パーセーブも十分可能になるでしょう。

初めてラウンドするコースなら、自分の飛距離に合わせた地点がどんな形状をしているのかをキャディさんに確かめながら、どこに落とすべきなのか決定しましょう。

パットの精度を上げる

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パッテイングはすべてのショットのうちの4割を占めるというデータがあります。

つまり、パットの精度をあ出なければスコアアップに難しいとも言えるわけです。

そのためには、まずはリラックスした状態にもっていく必要があります。

そこで重要なことは、ストロークのルーチンをしっかりと確立するということです。パットは、リラックスした状態で打たなければ間違いなく失敗するショットです。

そのため、常に同じ手順でストロークすることで、リラックスした状態を作りましょう。

具体的には、まず遅延プレーにならない範囲である程度時間をかけて、ラインを正確に読むところからスタートします。

そして、ラインを読んでいる間に精神的には平常心にもっていくことです。ラインが読めた時点で、2~3回素振りを行なって、ラインに対して右手でヘッドをスクエアにセットしましょう。

そして、グリップを左手に持ち換えたら、左手を正確にグリップして、右手をあてがうようなグリップを完成させます。

必ずこの一連の手順を踏んでセットアップすることで、常に心をリラックス状態に持っていくようにすることです。

方向性はアドレスまでに決める

パットの方向性を出すには、特に左手の手首の角度を固定すると良いでしょう。左手は舵取りをする役割になります。

つまり、左手で方向性を出すと言う意味です。一方、右手はというと、距離感を出していく役割を担うことになります。両手で、しっかりと役割分担をするわけです。

左手は方向性をコントロールするわけですから、左手甲がターゲットを差すようにアドレスすることが大切です。

そして、左手甲の向きに注意しながら、ターゲットの方向に対し真っすぐ引いて、ターゲットの方向へ真っすぐ押し出していくことが肝要です。

そのため、左手甲の向きはストロークしている間も、いつも同じ方向を差している必要があります。そのためには、手首の角度が変わってしまったのでは失敗になるわけです。

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さらに左手は、どちらかと言えば強めにグリップします。

そうするとこの角度を一定に保ちやすくなるというメリットが生まれます。

その一方で、右手は距離感を出すわけです。

利き腕となる右手のほうが左手よりも圧倒的に器用ですから右手で距離感を出したほうが正確性が上がるのです。

つまり、方向性は左手甲の向きと手首の固定で決定されるわけなので、方向性を出すのはアドレスまでで完了することになります。

そして、ストローク中は方向性のことは忘れてしまって距離感だけに気持ちを向けます。そうすればしっかりと役割分担がなされて、正確に打っていくことができるわけです。

立ち気味に構える

パッテイングの際は、立ち気味に構えたほうが、クラブヘッドをストレートに引いてストレートに出しやすくなると言えるでしょう。

立ち気味に構えるという意味は、上体をかがめることなく、背筋をしっかりと伸ばして構えることです。ヒザの曲げ具合もどちらかと言えば少なめに抑えて、ボールをなるべく高い位置から見下ろすようなイメージで構えましょう。

立ち気味に構えることによって、ボールをより上から見下ろす状態ができるため、クラブヘッドの動きも見やすくなるというわけです。

つまり、ストローク中ヘッドが視界からハズれにくくなって、ストロークの正確性が上がります。

そして、立ち気味に構えると、カラダ全体に無駄な力が入ることなく、自然体で構えることができるというメリットもあります。

逆にかがみこんだ姿勢になると、筋肉にも余分な力がどうしても加わってしまいます。そのため、テークバックもスムーズにできにくくなる可能性が高くなります。

この際には、スタンス、ヒザ、腰、肩のラインが同じ方向を向くようにすることが大切なのは言うまでもありません。どこか1か所でもクロスした状態になると、テークバックの正確性に悪影響を及ぼします。

パッティングでは以上用のような点に注意すれば、必ずスコアアップに結びつくことでしょう。

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