バンカー対策でコース攻略

バンカーに苦手意識を持っているならば、できるだけバンカーを避ける作戦でコース攻略を考えましょう。

経験が少ないゴルファーにとっては、バンカーショットがうまく打てないという悩みをもつ人が大半だと思います。

それでもなんとかスコアをまとまるには、バンカーを徹底して避ける作戦を実行することを考えましょう。

バンカーはOBや池などのハザードと違って罰打は科せられませんが、バンカーに入ってしまって1回では脱出できない状況であれば、グリーンまで少しくらい遠回りすることも考えましょう。

バンカーのないエリアを意図的に狙いながら攻める方法をとると、スコアのロスを最小限に抑えられます。

グリーンまで距離がそれほどなくショートアイアンでピンを直接攻めていける距離だとしても、ピン方向の手前にバンカーがあるならバンカーのないグリーン方向を狙うことにします。

しかし、いつまでもバンカーを避けてばかりいてはゴルフスイングの上達にはなりません。

砂に慣れる練習を積んでおくことでバンカーショットに自信が持てれば、余裕を持ってグリーンやピンを直接狙えるようになるでしょう。

ティショットでフェアウェイをしかっりとキープして、セカンドショットでで確実にグリーンオンすることがスコアメイクの理想ですが、ゴルフにはミスショットは避けられません。

卜-ナメントプロでも、ミスしてしまうシーンをテレビなどで見たこともあるでしょう。

ただし、プロの場合はミスの程度が軽いからアンダーパーのスコアが出せるのであって、ビギナーの場合はミスの幅が格段に大きいことを認識する必要があります。

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ナイスショットばかり期待しても、スコアメイクはできません。つねにミスショットを想定しながら、リスクの少ないプレーを心がけましょう。

ドライバーもアイアンもアプローチでも、デンジャラスゾーンを最初に察知し、不安要素が少ないエリアを狙いながらショットを続けると、これだけでもスコアが10~20打くらいは楽に違ってくるはずです。

フェアウェイバンカーから打つ場合は、グリーンまでの距離よりも、ボールをどの程度の高さで打ち出せばいいかをまず検討しましょう。

フェアウェイバンカーのアゴが高い場合や、アゴまでの距離が近い状況ならば、グリーンまで遠くなってもロフト角の多いウェッジを選択すべきです。

高い球を打ってフェアウェイバンカーから脱出させることを第一に考えることがスコアメイクにおいては重要です。

逆に、アゴが低くて脱出しやすい状況でも、7番アイアンよりも長いクラブは持たないようにしましょう。

ダフリになると距離を著しくロスしますから、できるだけクラブを短くグリップして、シューズを左右に動かして足場を固めることから始めます。

短くグリップすることで入射角が自然に鋭角的になり、クリーンヒットが出やすくなります。クラブヘッドをボールの横っ面に当てるようにして、しっかり振り抜くことが大切です。

バンカーから1回で脱出できない場合は、それだけで大きなスコアロスを招きまし、バンカーショットが不得意な人は、上から打ち込んだら終わりというゴルフスイングになりがちです。

これによって、クラブヘッドが砂の深くまで埋まり、クラブはスムーズに振り抜くことができずに、ボールがほとんど飛ばない結果になるでしょう。

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一発で脱出させるコツは、ボールよりも砂を飛ばすことだとよく言われています。

ボールの周りの砂をピンまで届かせる気持ちでバンカーショットすれば、脱出のパワーを生み出すことができてくるでしょう。

バンカーに入る前に素振りをして、クラブをしっかり振り切るイメージを確認してからバンカーに移動して、そのイメージが消えないうちに打ってしまいましょう。

バンカーに自信がついてくると、振り幅を加減して距離をコントロールする打ち方もできるようになってきます。

バンカー脱出の妙手

バンカーショットに関しては、ボールの手前5~10cmの位置にクラブヘッドを打ちつけるのが基本と言われています。

このせいで砂がクラブヘッドが打ちつけられた勢いで周囲に飛び散って、その砂の周辺にエネルギーが発生するため、まさに爆発したのと同じ状況になると説明されています。

この爆発力を使ってボールを脱出させるという方法をバンカーショットでは採用することになるのです。

英語ではバンカーショットのことを「エクスプロージョンショット」と呼んでいます。エクスプロージョンとは爆発を意味しているのです。爆発力で出すことからこう呼んでいるのです。

どうしてバンカーショットはダイレクトにボールを打たないかと疑問に感じる人もいるでしょうが、ダイレクトにボールを打つと距離感を保つことが非常に難しいためです。

砂という存在は大きな抵抗を引き起こすものです。芝からのショットであれば、少しくらいダフってもクラブヘッドは芝の上を滑ってくれます。

ところが、バンカーでは同じわけにはいきません。ほんのわずかダフっただけでクラブヘッドは砂の中に深くもぐってしまって、ボールの脱出に失敗します。

そこで考案された方法が、砂を爆発したように飛ばして、その爆発力を利用してボールを脱出させるやり方なのです。

そして、バンカーショットではリーディングエッジからクラブヘッドを打ちつけるよりも、ソールから打ちつけたほうが砂の爆発力が大きくすることができます。

さらに、バンスの多いソールを打ちつけたほうが、より効果的に爆発力は増大してくのです。

フェースの開き方からマスターする

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手の中でグリップを回転させクラブフェースを開いてドスンと落とすイメージがバンカーショットでは必要となります。

いかにしてバンスを上手に使えるようにするかが大きなカギを占めていることも付け加えておきましょう。

バンスがより多く出っ張るようにするために、クラブフェースを開いて構えるとこらからスタートします。

クラブフェースを開いた状態にしたほうが明らかにソールが出っ張っている状態を作り出すことができます。

クラブフェースをうまく開くためには、グリップを手の中で回転させて開いた方が正しいやり方と言えます。

グリップを握ったままの状態で、手首だけを右に回しただけでは、フェースを開いたことにはならないことを理解しましょう。そして、フェース面はターゲットに向けて構えるのが基本です。

バンカーショットのアドレスの極意をポイントとしてまとめると次のようになります。

  1. オープンスタンスで構える
  2. グリップを短く握る
  3. 左脚体重で構える
  4. フェース面を目標方向に向ける
  5. 砂に足を埋め込む
  6. グリップはボールの真上にくるようにする(ハンドファーストにしない)
  7. ボール位置は左がカト延長線上

以上を守ってアドレスするようにしましょう。特に①、③、④、⑥、⑦に関しては、バンスから上手にクラブヘッドを打ち込んでいくためには欠かせないポイントになります。

「フェースを開いて構える」と簡単にいっても、実際のところはこれがうまくできないからバンカーが得意になれないのはわかります。

そこで、クラブフェースを上手に開いて構える最適な方法を解説しておきましょう。

まずは、手の中でグリップを回してフェースを開いた状態にします。この状態でクラブのフェース面をターゲット方向に向けるようにします。

つまり、スタンス全体を時計まわりとは逆方向に回転させて、オープンスタンスに構える必要があります。これでスタンスは完成と考えて良いでしょう。

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そして、スタンスに沿ってインサイド・インにスイングするという段階に至るわけです。

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