アイアンの調子が悪い時
アイアンの調子が悪い時のトラブル対処方法について解説します。アイアンがなぜか上手く打てなくなるという悩みは多いようです。
アイアンのクラブは1番~9番までありますが、初心者にとっては5番~7番くらいが使いやすいと言われています。アイアンのクラブはそれぞれでヘッドの角度が異なります、
使い慣れている5番~7番からロングヒットを狙ってロングアイアンに持ち替えると急に駄目になったという人も多いでしょう。
元来、ロングアイアンは初心者には難しいと言われ続けてきました。
その理由の一つとしてヘッドの角度が立っているので、ついつい掬い上げるようなゴルフスイングになってしまいがちだという指摘があります。
また、アイアンで調子が悪くなるのは、ゴルフスイングが安定していないことが原因のことも多々ありますので、ゴルフスイングの基本を見直すことも必要になってきます。
アイアンのゴルフスイングを安定させるには、トレーニングを積み重ねるしかありません。
最初は、6番アイアンくらいを使って、基本的な中距離のゴルフスイングの基本をマスターしましょう。
この場合、二つのポイントがあります。
フルスイングするのではなく、ボールの芯を捉える意識を大切にすることと、思った場所へ飛ばすことに意識を集中してトレーニングすることで、ゴルフスイングが安定してきます。
ただし、これで安心せずに他のアイアンクラブでの練習もするようにしないといけません。
それまで問題なく上手くショットできていたドライバーやミドルアイアンについてもスイングに自信がなくなりがちです。こうなると、収拾がつかなくなってしまいます。
こうした場合は、無理をしてアイアンを使わず、最近人気のユーティリティークラブを使う方法も検討してみましょう。
ユーティリティークラブは、一本あるだけで色々な使い方が可能ですから、ゴルフスイングを安定させるのにもきっと役立つ効果が期待できるでしょう。
アイアンショットの克服法
アイアンショットの克服法として一番容易な方法としては、得意の番手のクラブを最初につくり、そこから不得手なアイアンのスイングイメージを変えていくと良いと多くのゴルフレッスン書に書かれているゴルフスイングの基本的な手段です。
ゴルフ練習場に出向いて得意なクラブの感覚をプラスに作用させて自信につなげることが大切です。ゴルファーなら誰もが得意なクラブはあるはずです。
そのクラブを持つシーンでは、どうしてか安心してスイングできたりします。
そのクラブがグリーンを狙える8番アイアンだったり、飛距離を出せるフェアウェイウッドだったりと人様々です。
ゴルフスイングの基本を作るのに適している基本のアイアンは、番手からいうと7番です。
この7番アイアンでどんどんトレーニングしてゴルフのフォームを固めていけばいいのです。
初心者向けのハーフセットにも含まれている場合が多いクラブですし、扱いやすさからみても、他のアイアンクラブよりも早くマスターできる人が多いようです。
しかし、人によってクラブというものはどうしても好き嫌いが出てきます。そうであるならむしろ、積極的にその傾向を活用したほうがゴルフ上達の近道になります。
もしも、8番アイアンを手にした場合にかなりの確率でグリーンオンを狙えるだけの腕前を身に付けているのであれば、他のアイアンクラブで失敗しても、8番アイアンを持つシチュエーションになると、まるで別人のように見事なナイスショットをすることがあるものです。
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必要なのは、自信のある8番アイアンを持ったときの感覚をプラスに考えて、その自信をほかのクラブヘと広げていくことです。
具体的には、この例では8番アイアンがイメージづくりの基本のモデルとなります。
そして、3番アイアンであっても8番と同じスイング、同じリズム、同じテンポで振っていくようにトレーニングしましょう。
ゴルフ練習場で8番アイアンと3番アイアンを交互に一回ずつ打ちながら、同じ感覚でスウイングできるようになるまで繰り返してトレーニングを積むことが大切です。
このクラブを手にしたらなんとかなるというクラブを、早く見つけることは必要です。
得意クラブができてしまえば、その自信がポジティブな効果を生み出して、必ずほかのクラブのスイングにも良い影響を与えてくれるからです。
アイアンショットでのポイント
アイアンショットで要求されるのは、遠くへ飛ばす技術ではありません。ポイントになるのは如何に正確に方向性を出すかにかかってきます。
その点を考慮すると、無闇に足を使わないゴルフスイングを目指すのが良いでしょう。
アイアンショットでは、インパクトまではかかとを上げる動作は禁物です。
ベタ足状態をしっかりと維持することが必要です。
べ夕足状態をキープすることのメリットは両膝や腰の高さが安定して身体の上下動が減り、ボールと常に一定距離を保つ第一歩になることです。
クロスバンカーからのアイアンショット
クロスバンカーからのアイアンショットでは、アイアンクラブを握る必要はありませんが、身体の上下動を防止する意味でアドレスでは腰を落とし気味にして、股関節をよりしっかりさせて構える意識を持ちましょう。
ボールを1個分だけなかに寄せることで、ダフリというミスショットを防ぐ効果が期待できます。くれぐれも大振りは避けて、スリークォータースイングにするのが適当でしょう。
左足下がりでのアイアンショット
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ゴルフコースにスロープは付き物です。その点が、ゴルフ練習場と大きく違います。コースでは傾斜に合わせて、身体が低いほうへ流れるのを食い止める必要があります。
そのため、スタンスを広くして立つことが先決です。この場合、身体の回転運動で飛ばすことは難しいことが多いものです。
体重移動も行わないで、腕の振りを中心としたスイングにするしかない場合も増えるでしょう。飛距離を欲張ってリキミが入ると身体が起きあがったり、バランスを崩してよろけてしまいます。
前下がりでのアイアンショットの場合は、まず最初に素振りを行ってみましょう。それによって、どの程度アイアンクラブを振ることができるのかを調べるのです。
それ以上にスイングするような無謀な冒険は避けましょう。
アドレスの体勢では手だけでボールに合わせようとしないで、両ひざを深く沈める姿勢を取りますが、その両ひざが伸びないようにスイングするのがポイントになります。
実践的なアイアンの使い方
アイアンクラブの使い方のポイントは、クラブを短く握った場面では、決してフルスイングはしないことです。
ゴルフスイングの中でもコントロール性が要求されるのがアイアンですから、無理に飛距離を欲張るのは禁物なのです。いつもよりタイミングはもっとゆっくりと力まないでスイングしてください。
アイアンショットで失敗しないための鉄則があります。それは、トラブルの状況だと感じたら、必ずクラブを短く握ってスイングすることを考えることです。
ここでのポイントは、中途半端な気持ちでクラブを短く持たないことです。
アイアンを短く持つということは、まず距離に関しては捨てることになります。その決断をしたのですから、無闇に距離を欲張って大振りすることなナンセンスです。
ところが、実際には大振りするゴルファーが結構多いものなののです。コンパクトなゴルフスイングを基本にすると決めたら、それを実行すべきなのです。
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冷静に考えれば、クラブを短くもつほうが、はるかにクラブはコントロールしやすくなるのが理屈ですが、欲が出ると、短く持つことがマイナスに働きます。
たとえば1グリップだけ短く握った場合を考えてみましょう。すると、いつもの感じとは違うと感じるはずです。
簡単に1グリップ分短く握るとは口では幾らでも言えますが、普段からそういう状況を想定したトレーニングをしていないと、かえって短く持つほうが軸にブレが出てしまい、正しいゴルフスイングの基本から逸脱してしまうケースがあるのです。
アイアンクラブを短く持つことによって前傾角度も大きくなります。
そのため、身体が比較的起き上がりやすい癖のあるゴルファーは、ゴルフスイングの途中で耐えられなくなくなって、思わず上体が伸び上がってしまう確率が高くなるのです。
アイアンクラブを短く持ったら、決して力を込めずに普段以上にゆっくりしたリズムとテンポで、スイングするように心がけることです。そうすれば安全策を実践した意味が生きてきます。
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