ウッドの種類をご存知ですか

今回はゴルフスイングの基本から離れたテーマです。ウッドの種類について解説していきます。

ゴルフというスポーツで欠かせられないものがゴルフクラブであることは言うまでもありませんね。

ゴルフクラブの選定は初心者に限らず中上級者でも非常に重要なものと考えるのが普通です。

何故かと言うと、ゴルフは技量(ゴルフスイング)も基本的にもちろん大切ですが、他のスポーツと比較すると、道具であるゴルフクラブが自分のゴルフスイングにマッチするか否かで結果(スコア)が大きく左右されるからです。

このため、プロ・アマを問わずゴルフをするほとんどの人がクラブ選定には慎重になります。ゴルフクラブの種類は大別すると、ウッド、アイアン、パターの三種類に分類されるでしょう。

ゴルフクラブの種類は、それぞれゴルフ場でのシチュエーションごとに用途が違います。

ここでは、ウッドの種類と用途について解説しておきます。

最初に、1番ウッドです。このクラブは別名「ドライバー」と呼ばれており、こちらの呼び名のほうが一般的です。

クラブの中で一番飛距離が稼げるクラブです。

主に第一打目にあたるティーショットのゴルフスイングで活躍するクラブです。

4番ウッドは、別名「バフィー」と呼ばれているゴルフクラブです。

スプーンよりも使いやすいと愛用する方もいらっしゃいますが、「ユーティリティークラブ」が出現したことによって、今では出番がほとんどなくなってしまいました。

5番ウッドは、別名を「クリーク」と呼ばれています。バフィーと同様に、ユーティリティークラブが出現するまでは、ロングアイアンのかわりによく使用されていました。

スポンサード リンク

プロになると場合によってはティーショット以外でも使用する人もいるようです。

2番ウッドは「ブラッシー」とも呼ばれていますが、最近ではほとんど活用する人がいないクラブです。

しかしながら、ごく少数派とはいえ使い慣れている人も存在しており、特にこのブラッシーを使いこなすプロゴルファーもいます。

3番ウッドは「スプーン」と呼ばれていて、ゴルフクラブをセットで購入すると必ずと言って良いほど組み込まれている一般的なクラブです。

基本的な利用方法は第2打目以降に使用するのですが、比較的距離が短いコースでのティーショットなどに好んで打つ人もいるようです。

比較的スイングしやすくてボールが上がりやすいのが特徴です。このため、アイアンとして利用する人もいます。

ユーティリティークラブは、誕生してからまだ比較的新しいクラブです。ウッドとアイアンの中間的なゴルフクラブと考えれば良いでしょう。

ロングアイアンよりも使い勝手が良いと評価され、ロングアイアンは苦手だなと考えるゴルファーがよく使用しているでしょう。

フェアウェイウッドはドライバーと同様に、クラブフェースの芯に当てさえすればある程度の飛距離を稼げるゴルフクラブを考えてよいでしょう。

けれども、だからといってボールを強く叩こうと意識するとゴルフスイングの最中に下半身がオーバーワークになったり、体の軸が左右に大きく流れる状態を生み出します。

これでは、ミスショットを誘発してしまうといってもよいでしょう。

ウッドは基本的には芝の上にあるボールをダイレクトに打つクラブですから、ボールのセットポジションはドライバーよりもボール1個分右側にします。

アイアンと比較すればフェアウェイウッドはソール幅が広い特徴を持つため、クラブヘッドの底を芝の上で滑らせる感覚のゴルフスイングをするのがポイントです。

7番アイアンを使用してゴルフスイングづくりをマスターした過程でウエートシフトを習得したうえで、肩や腰のスムーズな回転でスイングしましょう。

ボールを左に置きすぎたり、ボールを上げようと意識しないことが大切なポイントになります。

方向性に優れたドライバーの見つけ方

スポンサード リンク



フェースプログレッションとはシャフト軸線とリーディングエッジとの距離のことを意味します。単位はミリやセンチで表すのが一般的なのですが、これが方向性と関係があります。

一般的にフェースプログレッションはウッドの方が大きく、アイアンは小さいものになっています。

ウッドでもヘッド素材に起因して違いがありパーシモンやカーボンヘッドは18~20ミリ、メタルになると12ミリくらいが普通です。

アイアンは0~6ミリがごく標準的な値になります。フェースプログレッションの数値が0に近いほど打ちやすく、方向性がより安定してくると言われています。

その理由としては、FP値が小さい方が、ヘッドの重心位置がよりシャフト軸線より後方にシフトして、クラブヘッドが回転する力が強く出て、「球がつかまりやすい」状態と俗に言われているからです。

メタルウッドの方向性がパーシモンやカーボンに比べて優れているのは、まさしくフェースプログレッションの差だと断言しても良いくらいです。

このフェースプログレッションが注目されだしたのはそう昔の話ではありません。

ゴルフプレーを始めた人が急激に増加して、同じ品質、同じ性能のクラブを大量生産する技術がクラブメーカーに要求される状況になりました。

結果的に、クラブの詳細な設計が要求されるようになり、クラブの性能を確かめるためのさまざまな機器が開発されました。

そして、クラブの性能を科学的により詳しく知ろうと分析されだしてから注目を浴びるようになったのです。

フェースプログレッション値はアイアンのグースの度合いと勘違いされるケースがあるようですが、この違いは別な機会に説明しましょう。

スポンサード リンク

当ブログの人気エントリ一覧。おすすめです

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ