スライスの原因究明と解決策

アマチュアゴルファーのミスショットの中でもスライスに対して苦手意識を持っている人が多いとのデータがあります。

どうしてスライスになるのかゴルフスイングの基本に立ち返って考え直したほうが良い場合もあります。

アマチュアゴルファーのうち、何と95パーセントはアウトサイド・インのスイング軌道であるという統計データがあります。

この軌道を描いていればほぼスライスのミスショットにしかなりません。

しかし、スライスを少し分析してみると次の3通りに大別されることがわかります。

自分がどのタイプのスライサーなのかを正確に把握することで正しいゴルフスイングにつながる解決策に到達できるのです。

第1のパターンは、ターゲットラインの右に打ち出し、途中からさらに右に曲がるスライスです。

どちらかと言えばパワーに劣るゴルファーや女性に多いスライスのパターンです。

第2のパターンは、打ち出し当初はターゲットラインに沿ってストレートにボールが飛び出すものの、途中から右に曲がるタイプのスライスです。

第3のパターンは、ターゲットラインよりも左にボール飛び出すものの、途中から急に右に曲がり、ターゲットラインに近づくスライスです。

この3種類のどれもが、アウトサイド・インのカット軌道でゴルフスイングしてしまうための球筋です。

スライスを徹底的に解決するには、まずカット打ちのスイング軌道を矯正して、それから次にゴルフスイング中のクラブフェースの動きを修正する必要があります。

テスト的にゴルフクラブを持たずにアドレスを取り、左腕をリラックスさせてダランと下げてみて下さい。

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この状態からトップ・オブ・スイングの位置までシャドースイングしてみます。

トップスイングの位置まで左腕を上げたなら、重力に任せて左腕をゆっくり振り下ろしていきます。

すると左腕は自然にローテションしていき、手が返っていくはずです。ダウンスイングの切り返しで、右肩が前に出ることもないでしょう。

車を発進させるのと同じように、ロー、セカンド、サードとギアチェンジさせて左腕を少しずつ加速させながらスイングする感覚を身に付けてください。

これが全てのスライスの球筋を解決するための最大のポイントといっても良いでしょう。

左腕をトップ・オブ・スイングから徐々に加速させながらダウンスイングするゴルフスイングの感覚つかむことが大切なのです。

ハーフショット練習がスライスに効果絶大

振り幅をコントロールすることで、ミート率をアップさせる練習を積むことも必要です。

通常と同じアドレスの姿勢をつくり、腰の高さ程度のハーフスイングでボールを打つことに慣れればミスショット対策になります。

トップ・オブ・スイングとフィニッシュのポジションは特に限定することもせず、両手が胸や肩の高さくらいまで上がっても何ら問題ありません。

そうは言っても、フルショットよりも小さく振るので、体の動きでクラブをコントロールする必要性が高まります。

コックを使用したり、フェースの開閉を実行したりせず、円滑にウエートシフトを使って、肩と腕の動きを同調させたゴルフスイングをしましょう。

フルスイングであればクラブのスピードの違いによって自然に軌道が決まります。

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しかし、このトレーニングは自分で意図的に軌道をつくるところに目的があると言えるでしょう。

手打ちが修正され、長いインパクトゾーンを形成することでフェースの芯に当てやすくなります。

あなたのゴルフスイングからスライスを撲滅させるためには、スイングのカット軌道とオープンフェースでのインパクトを矯正することが必要だと述べました。

これはハーフショットのトレーニングでインサイドからヘッドを振り下ろしフェースをターンさせる感覚をつかむことで解決しましょう。

具体的なゴルフスイングの練習法としては、ティーアップしたボールをドライバーで打つのが最も効果的です。

その具体的なトレーニング方法をお教えします。最初に右手グリップについてです。右手の平を真上に向くようにしてグリップしてください。

左手のグリップはその右手の平の向きに合わせるようにグリップします。

そして、スタンスは左足よりも右足を一歩分後方に引いたクローズスタンスを取るようにします。これでセットアップの準備は完了となります。

そして、ポイントになるのはフルスイングではなく、ハーフスイングから始めることです。バックスイングでは、グリップ位置を右耳の高さになるまで持ち上げます。

この抑えたトップ・オブ・スイングから左足に体重をシフトさせ、シャフトが背中に当たるくらいにまでしっかり振り抜くトレーニングをしましょう。

このスライス対策の練習法のポイントは、インサイドからクラブヘッドを振り下ろし、インパクトではクラブフェースをターンさせる意識を、身体と感覚になじませることにあります。

トップ・オブ・スイングからダウンスイングに移行すれば、「いって来い」の感覚のゴルフスイングです。

クローズドスタンスをとることによってダウンスイングでのスイング軌道は自然にインサイドになります。

そして、腕をローリングさせやすくした右手のグリップによってオープンフェースでのインパクトは抑制がききますから、スライスの度合いは減少して、フック系の球筋になるはずです。

この要領で続けているとショットが左に曲がり始めるかもしれません。

その場合は、ショットの曲がり具合にあわせて自分が一番振りやすく、かつスライスしない右手グリップとスタンスの程度を調整しながら見つけ出すのです。

曲がりの一番小さなゴルフスイングを自分で探り当ててみましょう。

ドライバーでのスライスとフック

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ゴルフをプレーしている人であれば、初級者に限らず上級者でも一度はスライスやフックの問題に悩まされた経験がある人が多いと思います。

ドライバーでのスライスとは、スイングした打球が最初は左方向側へ飛んでいき、その後で急落下して、右方向に落ちてしまうことです。

この現象は、ボールを打つときにカットするように打ってしまってボールにスピンがかかり、そのために右方向へ落ちてしまうのです。

ドライバーのスライスは、主にゴルフ初級者に多く見られる現象です。

スライスを修正するためには、自分がドライバーを打つときにどのような原因でスライスしてしまうのかを知る必要があります。

よくある原因として挙げられるのは、ドライバーで打つときの構え、つまり、アドレスが間違っているケースが考えられます。

他にも道具が悪い(話になりませんね)、スイングに問題があるというケースがあります。

ドライバーでスライスする一番多い原因は、アドレスの問題です。自分の目標地点に対して、体と球を平行にするというゴルフスイングの基本的な姿勢ができていないということになります。

ドライバーを打つときに真っ直ぐに打とうとして身体がスイングを本能的に修正してしまいます。結果として、ボールに回転がかかり、スライスになってしまうのです。

また、アドレスが間違っていることに気が付かないでドライバーのスイングを修正してしまうと、スライスとは逆のフックになってしまったりすることもあります。

もう一度、自分のアドレスが基本に忠実かをチェックして注意しましょう。ドライバーでのフックとは、スライスとは逆の現象です。打ったボールが左方向に流れてしまうことです。

フックの場合は、ゴルフのプレイに少し慣れてきた頃に見られることが多いようです。ゴルフスイングの基本的なことを忘れてしまってプレイしている証拠と言われても仕方がありません。

ドライバーのフックを修正するためにはスライスと同様、ゴルフスイングの基本であるアドレスがしっかり保たれているかをチェックする必要があります。

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スイングする際に身体に余分な力が入って硬くなってしまうケースや、身体とボールとの位置関係が目的地に対して平行になっていないとフックが発生しやすいものなのです。

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